sister
 
8/27 Venus, Cupid, Folly and Time
こんにちは。初めまして。

この度新しくSisterに仲間入りさせていただいたYUKAと申します。
よくFUYURIさんと間違えられるのですが(本人達はそんなつもりはないんですけどね)、いっそ“FUYURIじゃない方”として覚えていただけると幸いです。
お店に立てるのは週に1日程度と皆様にお目にかかれる機会が少ないのですが、その少ない機会の中でも大好きなSisterの魅力を最大限お伝えできればと思っております。


今日は私の大好きな絵画についてお話させて頂きます。

古代から現代まで守備範囲は広い方なのですが、中でも心惹かれるこちらの作品。
e0146196_14582866.jpg

≪愛の寓意≫ アーニョロ・ブロンズィーノ 1540-45年

16世紀マニエリスムの時代に描かれたこの作品。
ブロンズィーノの傑作としてご存じの方も多いはず。

“マニエリスム”というのは、人体を細長く誇張したポーズ、劇的効果をあたえる非現実的な空間処理、不調和でとげとげしい色彩の選択などに特徴があり、その大袈裟な表現方法を批判されることもしばしば。
しかし私は、美しいものをより美しく表現する手法として愛して止まないのです。


陶器のような肌の表現。艶めかしく歪められ絡みあう人体。
溜息が出る美しさとはこのことなのではないでしょうか?


しかしこの作品の魅力はその表現方法だけに留まりません。
≪愛のアレゴリー≫というタイトルが示す通り、画面いっぱいに寓意が散りばめられているのです。


例えばこちら
e0146196_17522872.jpg

画面中央右の少女は欺瞞の擬人像

e0146196_17544327.jpg

画面左奥で頭をかきむしり、苦痛にあえいでいる老婆は、嫉妬の擬人像

e0146196_1759088.jpg

画面の右下には、男女の仮面。これは偽りの男女関係の寓意。
また左下のつがいの鳩は愛欲を表しているとのことです。

上に挙げたもの以外にも、文字通り画面いっぱいに寓意が秘められ、またその解釈においても未だ正解はないのです。
現代に生きる私達の知的好奇心も存分に掻き立ててくれる作品です。

画集で何度も見たこの作品を、いつかこの目で見ることができれば・・・

美しい絵画に思いを馳せながら自身の美意識を高めて行きたいと思っています。


まだまだ未熟者の私ですが、どうぞよろしくお願いいたします。


YUKA
[PR]
by mysisterroom | 2009-08-27 00:00
<< 8/28 Weekly Sister 8/26 New Stylin... >>


以前の記事
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月

LINK

その他のジャンル

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧